【日本株】自民圧勝で大きく上昇も、過熱感に要注意。決算発表ピークで個別銘柄に注目。
<先週の動き>
先週の日経平均株価は、週初は海外市場の不透明感や地政学リスクなどの海外リスク要因を嫌気した売りが先行し、大幅安でスタートしました。
その後は、下値水準での押し目買い意欲が次第に強まり、中盤にかけては値を戻す展開となりました。
もっとも、戻り局面では利益確定売りも意識され、週後半にかけては調整を挟みながら方向感に欠ける推移が続きましたが、最終的には週末にかけて買い戻しが優勢となり、プラス圏で取引を終えました。
こうした動きの背景には、米国市場の動向や金利見通しを巡る思惑といったリスクオフ要因と、企業業績への期待や押し目買い需要といったリスクオン要因が同時に意識される局面が続いたことが挙げられ、投資家心理が揺れ動く1週間となりました。
また、衆院選の投開票を直前に控え、政策や政治動向を見極めたいとの様子見姿勢が強まる場面も見られましたが、終値ベースでは週間で上昇を確保しました。先行き不透明感が残る中においても、下値では着実に買いが入り、マーケットの底堅さが改めて示された1週間と評価できます。
<今週の動き>
今週の日経平均株価は、衆院選自民圧勝で大きく上昇してスタート。
選挙後の良好な市場センチメントを背景に基調は堅調を維持する見込みですが、米国株式市場の動向や地政学リスクなどの海外要因、ならびに過熱感による短期的な利益確定売りによる調整圧力には注意が必要です。
総じてプラス寄りのレンジ推移が想定される一方、材料次第では値動きが荒くなる局面も想定されることから、材料株やテーマ株を中心とした機動的な銘柄選択が有効と考えられます。
国内では、決算発表がピークを迎えるタイミングとなり、個別企業の業績内容や今後の見通しを材料とした物色が一段と活発化する可能性があります。
また、2月13日は「NISAの日」にあたり、個人投資家向けの制度や投資促進に関する話題がニュースなどで取り上げられることが予想され、関連銘柄や市場心理への影響にも注目が集まりそうです。
【日経平均株価(日足チャート)】
※移動平均線は、25日(緑色)、75日(赤色)、200日(紫色)を表示。
※RSIのパラメータ値は14。売られ過ぎ20%、買われ過ぎ80%で表示。
株価は25日・75日・200日移動平均線のすべてを上回る水準にあり、かつ各移動平均線がそろって上向きとなっていることから、いわゆる「パーフェクトオーダー」が形成されています。この形状は、中長期トレンドを含めて非常に強い上昇相場であることを示しています。
オシレーター系指標であるRSIは過熱感なく、過熱気味となっており調整の可能性が出てきています。
上値は節目の57000円。
下値の目安としては、25日線・75日線・200日線といった各移動平均線。
<上昇要因>
・円安水準の継続
・25日、75日、200日移動平均線で中期的に上昇維持
・自民党圧勝で、高市トレードに期待
<下落要因>
・為替介入報道等による急激な円高
・短期的な上昇、過熱感による調整






