【 日本株 】 7万円が視野に入っている日経平均、カギ握る半導体株
<先週の動き>
週の半ば以降は、原油価格の下落などを背景に投資家心理が改善したことや、マイクロン・テクノロジーの好決算を受け、AI向けメモリー需要の拡大期待が強まり、アドバンテストや東京エレクトロンなど半導体関連株に買いが集中し、日経平均は大幅高となりました。
一方で、TOPIXは下落していることから、日経平均の上昇率ほど日本株全体が強かった印象はなかった。
<今週の動き>
今週は、米株式市場で米利上げ観測の後退を背景に主要株価指数が上昇した流れを受け、東京市場でも主力の人工知能(AI)・半導体銘柄を中心に買いが入り、大幅高でスタート。
ただ、直近の大幅上昇の反動から利益確定売りが出やすい一方、引き続き半導体・AI関連株への買いが相場を支え、高値圏で底堅く推移する展開を想定する。
前週の日経平均は68,309円と週間で約2.9%上昇した一方、TOPIXは約0.9%下落した。値がさの半導体株に買いが集中しており、今週は銀行や内需株などへ物色が広がるかが焦点となる。
国内では、日銀の金融政策を巡る思惑が引き続き相場を左右しそうだ。6日の植田日銀総裁の講演では、追加利上げに関する発言が注目される。
金利上昇への警戒が強まれば高PERのグロース株には逆風となる一方、銀行など金融株には追い風と
なる可能性がある。
海外では、米国の金融政策と長期金利の動向が重要となる。ISM非製造業景況指数やFOMC議事要旨などを受けて米金利が一段と上昇すれば、前週に急伸した半導体・ハイテク株を中心に利益確定売りが強まる可能性には注意したい。
また、週末にはオプションSQを控え、先物主導で値動きが大きくなる場面も想定される。総じて今週は、「半導体・AI関連への期待」と「日米金利上昇への警戒」の綱引きとなろう。日経平均が一段高となるには、一部の値がさ株だけでなく、幅広い銘柄への物色拡大がポイントとなりそうだ。
【日経平均株価(日足チャート)】
※移動平均線は、25日(緑色)、75日(赤色)、200日(紫色)を表示。
※RSIのパラメータ値は14。売られ過ぎ20%、買われ過ぎ80%で表示。
日経平均株価は、25日、75日、200日移動平均線を上回って推移しており、強い上昇トレンドとなっている。
25日が75日移動平均線を上回ればパーフェクトオーダーとなります。
上値は70000円が一つのポイントなります。
明確に抜ければ、6月の高値に接近する可能性があります。
一方で、下値の目安としては、25日、75日移動平均線や心理的な節目65000円近辺。
同水準を明確に下回った場合には、200日移動平均線が次の重要なサポートラインとして意識されることになる。
<上昇要因>
● AI・半導体関連株への買い継続
●米利上げ観測の後退
●企業業績への期待
<下落要因>
●日米長期金利の上昇
●高値警戒感・利益確定売り
●中東情勢・原油高への警戒






