【日本株】調整色を交えつつも堅調さを維持するレンジ相場を想定
<先週の動き>
先週は、日・米の金融政策イベントに注目が集まる中、週前半の東京市場では日経平均株価が4万5,000円前後での攻防を続けた。
9月17日には、米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)において0.25%の利下げを決定。さらに、FOMC参加メンバーによる政策見通し(ドットチャート)では、年内に2回の追加利下げを見込む方針が示された。これらが市場の事前期待通りの内容であったことから安心感が広がり、米国株市場が上昇。その流れを受け、日経平均株価も上昇基調を示した。
一方で、日銀金融政策決定会合では政策金利の据え置きが決定されたものの、保有する上場投資信託(ETF)を年間3,300億円程度、Jリートを年間50億円程度売却する方針が示された。この発表を受け、市場には売り圧力が強まり、週末の金曜日には日経平均株価が大きく下落に転じる場面もみられた。
結果として、今週の相場は「米国の利下げ期待による上昇」と「日銀の資産売却方針による下落」が交錯し、方向感を探る展開となった。
<今週の動き>
今週は、日・米の金融政策イベントを通過した後ということもあり、週初は上昇で始まるも、材料出尽くし感と利益確定売りが意識されやすい展開となる見込みである。
一方で、米国の利下げ方針が明確化したことで、グローバルな金融緩和環境は維持されており、相場の下値も限定的とみられる。結果として、調整色を交えつつも堅調さを維持するレンジ相場が想定される。
9月26日は権利付最終売買日で、個人による配当狙いの買いも入りやすい。
さて、日経平均株価のチャート分析にはります。
【日経平均株価(日足チャート)】
※移動平均線は、25日(紫色)、75日(赤色)、200日(青色)を表示。
※RSIのパラメータ値は14。売られ過ぎ20%、買われ過ぎ80%で表示。
ローソク足が、25日、75日、200日移動平均線の上にあり、非常に強い相場であることがわかります。
RSIが上昇しており70~80%あたりは高値警戒感から調整する可能性があります。
上値は、46000円。
下値は、45000円とそれ以下は各移動平均線がポイントとなります。
<上昇要因>
・堅調な米国株市場(ハイテク株牽引)
・米国の更なる利下げに対する期待感
・25日、75日、200日移動平均線でパーフェクトオーダーを形成
<下落要因>
・高値警戒感、過熱感からの調整、RSI高値圏
・急激な円高水準になった場合






