【日本株】米国の12月利下げ観測で、一旦巻き返しも内需関連に資金シフトが始まっている
<先週の動き>
先週は、市場の最大関心事は 米エヌビディア(NVDA)の決算 でした。
結果は、売上・利益ともに市場コンセンサスを大幅に上回る好決算となり、ガイダンス(見通し)も予想以上の強さという “完璧な決算” と評される内容で、AIバブル崩壊への懸念が一気に後退しました。
エヌビディアの決算を受けて、AI関連株、半導体製造装置、高性能データセンター関連、
日本では TSMC・アドバンテスト・レーザーテックなどが 幅広く買われ、大幅高となりました。
しかしながら、短期的な過熱感が意識され、AI関連株は上昇後に反落。
エヌビディアの急騰もその後の反落で、連動するAI・半導体株への持ち高調整売りとなり、投資家の「買いポジションの巻き戻し」が強まり、上昇分を削る展開となりました。
<今週の動き>
今週は、日本は火曜日から始まる株式相場ですが、月曜の米国市場で、市場が織り込む政策金利を示す「フェドウオッチ」では、12月の0.25%利下げを予想する確率は24日午後時点で8割台と、前週末の7割程度から上昇したこと受けて、大幅高となり、日本も上昇してスタート。
ただ、乱高下するAI、半導体関連銘柄に関しては先週から、資金の流れが内需系セクターなどにシフトしてきており、その流れは今週も続く可能性があります。
中国との問題が、悪い円安と金利高となっており、金融市場を不安定にしているため、要注意です。
日経平均のPERが18倍程度で、このあたりに一旦落ち着く可能性もあり、今後、もみ合い相場の可能性も高くなってきています。
【日経平均株価(日足チャート)】
※移動平均線は、25日(紫色)、75日(赤色)、200日(青色)を表示。
※RSIのパラメータ値は14。売られ過ぎ20%、買われ過ぎ80%で表示。
ローソク足が、25日移動平均線を下回ったことで短期的には下落基調。
ただ75日、200日移動平均線の上にあるので中期的には上昇トレンドは継続しています。
RSIが50%まで下がっており、過熱感はないが、この付近でもみ合う展開も想定されます。
上値は、先週の50000円、25日移動平均線や、突破すると節目の53000円。
下値は、75日移動平均線が意識されます。
<上昇要因>
・円安水準の継続
・米国利下げへの期待
・75日、200日移動平均線で中期的に上昇維持
<下落要因>
・日経平均株価PER18倍以上で高水準による調整
・急激な円高水準になった場合
・AI、半導体関連銘柄の乱高下






