【日本株】FOMCに注目だが、0.25%の利下げは織り込みつつあり大きな変動はなく、もみ合いの展開を想定
<先週の動き>
先週の日経平均は、週初に日銀の植田総裁の講演内容を受けて、次回金融政策決定会合での利上げ観測が強まり、下落してスタートしました。日経平均は下げ幅が一時1,000円を超える場面も見られました。
その後は、25日移動平均線および同線が位置する5万円近辺を意識した攻防が続きました。
週後半にかけては、AI・半導体関連株を中心に買い戻しの動きが強まったほか、内需関連株へも物色が広がり、指数は25日移動平均線を上回って取引を終えました。
また、物色テーマが生成AIにとどまらず、産業用ロボットなどにAIを活用する「フィジカルAI」へと広がりつつある点にも注目が集まりました。
<今週の動き>
物色テーマが生成AIから産業用ロボットにAIを活用した「フィジカルAI」へと広がりをみせているところに注目が集まりました。
今週は、12月9~10日に開催される米FOMCの結果と、それを受けた米国市場の反応が相場の方向性を左右しそうです。もっとも、市場では利下げ確率が8~9割程度まで織り込まれているとみられ、今回の0.25%ポイントの利下げ自体は大きなサプライズとなりにくく、市場の反応は限定的にとどまる可能性があります。
一方でFRBを巡っては、現職パウエル議長の後任となる次期議長人事が近く発表されるとの見方もあり、トランプ大統領の意向を踏まえて利下げに積極的な人物が指名されるのではないか、との観測が強まっています。政策運営の先行きを占う材料として、この人事動向にも注目したいところです。
【日経平均株価(日足チャート)】
※移動平均線は、25日(緑色)、75日(赤色)、200日(紫色)を表示。
※RSIのパラメータ値は14。売られ過ぎ20%、買われ過ぎ80%で表示。
ローソク足が、25日移動平均線を挟んでもみあっている状態です。
75日、200日移動平均線の上にあるので中期的には上昇トレンドは継続しています。
RSIが50%前後で過熱感はないが、やはりこの近辺で推移しているため方向感に乏しい展開となっています。
上値は、11月初旬の高値。
下値は、48000円近辺、更に下は75日移動平均線が意識されます。
<上昇要因>
・円安水準の継続
・米国利下げへの期待
・75日、200日移動平均線で中期的に上昇維持
<下落要因>
・日経平均株価PER18倍以上で高水準による調整
・急激な円高水準になった場合
・AI、半導体関連銘柄の乱高下






