【日本株】石破茂首相辞意表明で週初は上昇も、過熱感が出れば下落。
<先週の動き>
先週の株式市場は、下落局面では押し目買いの買い旺盛となり反転上昇となりました。
5日発表の米国8月雇用統計では、非農業部門雇用者数の増加が市場予想を下回り、失業率も前月から悪化した。これにより景気減速への懸念が強まり、市場全体の重荷となった。一方で、利下げ期待を背景にハイテク株は相対的に堅調に推移した。ダウ平均株価やS&P500が軟調に推移する中、ハイテク株主体のナスダックは横ばいとなり、半導体株指数(SOX指数)は大幅な続伸を示しました。
<今週の注目材料>
7日(日)、石破茂首相が臨時総裁選の実施による自民党内の分断を回避するため、辞意を表明した。今後の新総裁選出や新たな連立政権の経済政策への期待が、日本株の下支え要因となる可能性があり、週初は上昇。
ある意味ご祝儀相場となり、この材料だけでは継続的な上昇は期待できません。
その後は、引き続き米国経済指標の内容を踏まえた利下げ期待の変化に左右される展開が見込まれます。
9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げはほぼ100%に近く、その先の展開が重要です。
9月10日に8月の米卸売物価指数(PPI)、11日に8月の米消費者物価指数(CPI)、12日には9月の米ミシガン大学消費者態度指数(速報値)が発表予定となっている。
これらの結果を受けた米国市場の反応にも注目が集まります。
9月は、S&P500や日経平均株価の月別騰落率を長期で分析すると、最も成績が悪い月であることもあり、調整しやすい月でもあり、この先の上昇には新たな強い材料が必要になりそうで、頭に入れておきたいところです。
さて、日経平均株価のチャート分析にはります。
【日経平均株価(日足チャート)】
※移動平均線は、25日(紫色)、75日(赤色)、200日(青色)を表示。
※RSIのパラメータ値は14。売られ過ぎ20%、買われ過ぎ80%で表示。
ローソク足が、25日、75日、200日移動平均線の上にあり、非常に強い相場であることがわかります。
直近の調整でRSIは60%程度で、過熱感はないが、RSIの高値が下がってきているため勢いがなくなっており、ダイバージェンスの発生に注意したいところです。
高値は、先々週の高値である44000円で、その先は45000円の節目。
下値は各移動平均線がポイントとなります。
<上昇要因>
・石破総理辞任による新しい総裁・総理への期待
・米国の更なる利下げに対する期待感
・25日、75日、200日移動平均線でパーフェクトオーダーを形成
<下落要因>
・トランプ関税の不確実性、トランプ発言
・急激な円高水準になった場合
・ダイバージェンスの発生






