【日本株】5万円近辺では売りが出やすい。25日移動平均線を上回るかに注目!
<先週の動き>
先週は、12月の米・連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げの可能性が上がったことで、
米国市場ではハイテク株を中心に買い戻しの動きが見られ、日経平均株価部も後半にかけて半導体・AI関連株が買われる形でリバウンドしました。
ただ、日本株が従来のAI、半導体一辺倒の状況から抜け出した点も大きく、好業績銘柄が素直に買いを集めており、TOPIXの方がパフォーマンスは良い。
米国市場は、11月27日がサンクスギビングデーの祝日で休場となり、翌28日(ブラックフライデー)は短縮取引となりました。
もっとも、ブラックフライデーにおける小売売上が堅調となれば、年末商戦への期待感が市場を下支えする可能性があります。特に個人消費の動向が注目される局面であり、好調な売上データが確認されれば、投資家心理の改善や関連銘柄の買い安心感につながることが想定されます。
<今週の動き>
今週の相場は、先週後半の上昇によって短期的な過熱感が意識され、利益確定売りが先行する形でスタートしました。現在の地合いでは、日経平均が5万円を上回る水準では売りが出やすく、上値の重さが意識されています。また、日中対立については現時点で深刻化の兆しは見られないものの、引き続き市場の警戒材料となっています。
一方で、テクニカル面では上値抵抗として意識されてきた25日移動平均線を明確に上抜けるようであれば、「年末高」(年末に株価が上昇しやすいという経験則)を意識した買いが続く可能性があります。
さらに需給面では、9月末配当の支払いが今週末から来週初にかけて本格化するため、再投資に伴う買い需要も相場の支援材料となりそうです。
経済指標では、米国で発表される以下の指標に注目が集まります。
12月1日:11月ISM製造業景況指数
12月3日:11月ADP雇用統計、11月ISM非製造業景況指数
12月5日:9月個人所得・個人支出・デフレーター
なお、当初5日に予定されていた米11月雇用統計は、FOMC通過後の12月16日に発表が延期されています。
【日経平均株価(日足チャート)】
※移動平均線は、25日(紫色)、75日(赤色)、200日(青色)を表示。
※RSIのパラメータ値は14。売られ過ぎ20%、買われ過ぎ80%で表示。
ローソク足が、25日移動平均線が抵抗線となっているため、このラインを上回るかが注目です。
75日、200日移動平均線の上にあるので中期的には上昇トレンドは継続しています。
RSIが50%前後で過熱感はないが、この付近でもみ合う展開になっていることがわかります。
上値は、25日移動平均線や、突破すると11月初旬の高値が見えてきます。
下値は、4800円近辺、更に下は75日移動平均線が意識されます。
<上昇要因>
・円安水準の継続
・米国利下げへの期待
・75日、200日移動平均線で中期的に上昇維持
<下落要因>
・日経平均株価PER18倍以上で高水準による調整
・急激な円高水準になった場合
・AI、半導体関連銘柄の乱高下
・日・中対立






