【日本株】日銀の金融政策決定会合に注目だが、0.75%への引き上げは織り込みつつあり大きな変動はなく、今週もみ合いの展開を想定
<先週の動き>
先週は、12月9~10日に開催される米・連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとの思惑から、積極的な売買は控えられたものの、相場全体としては底堅い動きが続きました。
12月10日には、米連邦準備理事会(FRB)が予想通り 0.25%の利下げ を決定。利下げが景気の下支えにつながるとの見方に加え、パウエル議長の会見内容が市場に好感されました。
ただし、今回の利下げは事前予想通りでサプライズに乏しかったことから、市場の反応は限定的となり、大きな値動きにはつながりませんでした。
日経平均株価は、週間を通して 25日移動平均線の上を維持 する形で終了しています。
<今週の動き>
今週は、先週金曜日の米国株市場の下落を受けて日経平均株価は下落してスタートしました。
市場の関心は、12月18~19日に開催される日銀の金融政策決定会合に集まっています。
植田総裁は最近の講演で追加利上げを示唆する発言を行っており、政府もこれを容認していると伝えられていることから、今回の会合ではサプライズはなく、政策金利が予想通り0.75%へ引き上げられるとの見方が強まっています。
こうした利上げ観測を背景に、銀行株など金利上昇の恩恵を受けやすいセクターが上昇し、引き続き注目される展開となりそうです。
【日経平均株価(日足チャート)】
※移動平均線は、25日(緑色)、75日(赤色)、200日(紫色)を表示。
※RSIのパラメータ値は14。売られ過ぎ20%、買われ過ぎ80%で表示。
ローソク足が、25日移動平均線をぎりぎりキープしている状態です。
75日、200日移動平均線の上にあるので中期的には上昇トレンドは継続しています。
RSIが50%前後で過熱感はないが、やはりこの近辺で推移しているため方向感に乏しい展開となっています。
上値は、11月初旬の高値。
下値は、48000円近辺、更に下は75日移動平均線が意識されます。
<上昇要因>
・円安水準の継続
・75日、200日移動平均線で中期的に上昇維持
<下落要因>
・日経平均株価PER18倍以上で高水準による調整
・急激な円高水準になった場合
・AI、半導体関連銘柄の乱高下






